エングレービングについて

偽造防止効果の高いエングレービング

エングレービング(銅版印刷)をご存じでしょうか?あまり聞き慣れない言葉ですよね?

 

銅版印刷は、別名、凹版印刷、エングレービング、ダイスタンピングとも呼ばれ、世界的にもっとも高級でフォーマルな印刷とされています。銅版印刷は名前のとおり、銅版を彫刻し、銅版全体にインキを塗り、版をふき取ります。彫った所のみにインキが詰まり、銅版に相対する雄型をつくり、銅版と雄の間に紙を挟んでプレスすると銅版の彫った部分に埋まったインキが紙に転写されるという印刷技法です。特徴としましては、細い線の再現性が高く、インキの濃度が高く、色に深みがでます。銅版を彫った分だけインキが盛り上がります。身近なものでは、紙幣や切手、パスポートの一部に銅版印刷がつかわれています。現在では、フォーマルプリントとしてだけでなく、偽造防止効果もあり、さまざまな分野で採用されております。

 

ディプロマへの銅板印刷

紙幣の印刷にも使われてる偽造防止効果の高いエングレービング技術をディプロマや証書へ印刷してみてはどうでしょうか?

「うちの証書はそう簡単に偽造なんてされないよ!」とおっしゃる方もいますが、データを作成する技術、印刷や紙の知識がある方であれば意外と簡単に同じ様なものが出来てしまいます。ですが、エングレービングのような特殊な印刷技術が使われているディプロマ、証書はそう簡単に真似はできません。

 

エングレービング(銅版印刷)は他の印刷とは見た目が違います。細い線の盛り上がりやシャープさというのはエンボス加工では表現できません。また銅板をプレスして印刷するため紙の裏面にはプレス跡が残るのも特徴です。エングレービングに使用している水溶性インクは海外から輸入しているものになりますので同じインクを国内で揃えることはほぼ不可能です。

 

銅板を彫る技術を習得するには相当な時間がかかります。エングレービングが出来る民間会社は日本では一社しかありせん。この技術を用いれば偽造が非常に難しいディプロマや証書が出来上がることは間違い無いと考えています。


銅版印刷はこのような模様などの印刷に使用されています。


銅版印刷をすると用紙の裏側に圧がかかった跡が出来ます。この圧がかかった跡が残るのも銅版印刷(エングレービング)の特徴です。クリックして拡大してご覧下さい。


料金について

以下概算料金になります。

 

・版代:5万円~

・印刷代:6万円~

・印刷サイズ:銅板のサイズ制限があるため70mm×170mm内になります。

・印刷色:1~3色

(ロゴなど1~3色合わせて印刷する事も可能ですがベタ面が多いものだとムラが出ます。基本は一色がおすすめです)

・納期:校了から約30日~45日前後

 

印刷する位置やデザインの複雑さ、色数、枚数などで金額は変動します。

ご希望の方はお問合せ下さい。

 

お問合せ:m.koguchi@kgc-creation.com まで。